映画『危険なメソッド』


とにかく最初のキーナ・ナイトレイのヒステリーの症状がとてもとても見物。それに今や女性型のセックス・シンボル(?)マイケル・ファスベンダーユングだろうか。ヴィゴ・モーテンセンの渋いフロイトもボクは好きだが笑。それにしても、今年はマイケル・ファスベンダーは性に関する映画でお見かけする。3月頃に見た『シェイム』もセックス依存症とトラウマの話であり、恐らく精神分析的には面白い話なんだろうな(って、精神分析は未だに全く理解できていないので、わからんが)。
精神分析とかユング心理学がどれだけ正確に描かれているのかはわからないけれども、フロイトの蒐集癖やユングアーリア人フロイトユダヤ人のことなども少し触れられていて、興味深かった。精神分析のことがわかっていると、もっとより深く楽しめるようになっているのかしら・・・。精神分析における、分析者と患者の関係性が焦点になっているのかしら。精神分析屋さんの批評を待とう。