2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年に読んだ本あれこれVol.1

今年はあまり沢山は読むことができなかったけど、今後も繰り返し読み返したい素敵な本に何冊も出会えました。来年もどんな本に出会うか楽しみでござんす。◯小説関連 小説は、文句なくこれでした。 ローラン・ピネ『HHhH プラハ、1942年』 評判通り、むちゃく…

2013年のベスト3とワースト洋画

極私的状況ベスト3 レオス・カラックス監督 『ホーリー・モーターズ』 グザヴィエ・ドラン監督 『わたしはロランス』 ミシェル・ゴンドリー監督 『ムード・インディゴ』 ワースト映画 マーク・フォスター監督 『ワールド・ウォー・Z』 リドリー・スコット監…

2013年の旧作たち Vol.1

「どうして今まで見ていなかったのだろう」な作品たち。 今年見たので、おおめに見てやって下さい。極私的状況 今年も未見だった映画、新たに発見した映画、見返した映画など多数。特に記憶に残ったものは、下記の作品群。 去年ここに書いた、ヒッチコックと…

2013年の旧作たち Vol.1

「どうして今まで見ていなかったのだろう」な作品たち。 今年見たので、おおめに見てやって下さい。極私的状況 今年も未見だった映画、新たに発見した映画、見返した映画など多数。特に記憶に残ったものは、下記の作品群。 去年ここに書いた、ヒッチコックと…

映画『東京家族』

監督:山田洋次とても見ていられない酷い映画だった。何なのだろう・・・この醜悪なまでのアナクロニズム。とにかく橋爪功が酷い。酷すぎる。まず言葉使い。どこの時代の人やねんっとずっと突っ込みを入れたくなる。それに少なくとも小津安二郎に対して敬意…

本|一月に読んだ面々

hiroedaの本棚 - 2013年01月 (12作品)暗い旅 (河出文庫)倉橋由美子読了日:01月07日時間の前で: 美術史とイメージのアナクロニズム (叢書・ウニベルシタス)ジョルジュディディ=ユベルマン読了日:01月08日人間仮免中卯月妙子読了日:01月11日明かしえぬ共同…

本『定本 真木悠介著作集Ⅳ 南端まで』

南端まで――旅のノートから (定本 真木悠介著作集 第4巻)作者: 真木悠介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/01/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る普通の「旅」の本としてもこれは読むことはできるだろうが、恐らくその…

映画『LOOPER』

監督:ライアン・ジョンソンジョセフ・ゴードン=レーヴィットvsブルース・ウィルス。正直、あまり面白さは感じないし、一貫して予定調和的。 監督が『ターミネーター』が好きなことは、嫌というほど伝わってくるけれども、ヒロインの名前を「サラ」にしては…

あけましておめでとうございます。

今年は、色々とここで「書くこと」の練習をしていこうというのが、目標であります。それは同時に「読むこと」への練習にも繋がるのだと言うことを、正月に↓で学びました。 「松浦寿輝×小林康夫 対談」 http://amanefjt.blogspot.jp/2011/01/blog-post_27.htm…